故スティーブ・ジョブス氏の伝記、評伝、語録など、これまでもあったけれど、今後さらに数多く出版されるでしょう。カリスマ性を持った人物像として伝説化された偶像視するようなものも多いのは、それだけ業績が傑出したものであることと、人を惹きつけるなにかを持った人物だったことを窺えるからでしょう。 でも、これからはもう少し客観的に彼の個人的な思想にも、またアップル社の創設からの経緯が、これからの世界に与える影響含めて、ほんとうの意味での評価がなされるのではないでしょうか。 彼一人の力ではもちろんないのですが、パーソナルコンピューターでの起業で、世界に普及させたことは、今後の人類社会の方向を先導し、指し示したと言ってもいいのではないでしょうか。 アップルコンピューターを開発して、アップル社の共同設立者であったジョブスは、成功を収めて20代ですでに世界の長者番付に乗る巨万の富を得ますが、1981年にはアップル社から経営解任されます。企業経営者としては、不適格であったのかもしれません。 しかしながら、報酬1ドルのCEOとしてアップルに返り咲いた同氏は、iTunes、 iPod、iPhone で、業績不振下降ぎみのアップル社を建て直しました。