エキスプレッソのコーヒーの香りが包み込むトータルブランドイメージ:スターバックス その4

10月 13th, 2011

ユーザーからの立場で、フランチャイズされたチェーン店の良さ、便利さは何かといえば、まずどこにでも利用したい立地に店があって、メニューはどこも同じで、同じようにリーゾナブル、同じような味で、どこでも馴染みのよく行くアットホームな感覚で迷わないですむ、落ち着けるということがあると思います。 当然、そこには個人差、好みもあるわけですが、一回経験して、とくに問題ない、むしろ気に入ったとなれば、何回でも、またどこにでもその看板あれば、利用する、半ば習慣にさえなるでしょう。 看板や食器、カップ、包装等のサイン(この場合は標識の意味)のデザイン統一は重要でフランチャイズの識別だけでなく、店内の内装インテリアのファクターであり、ユーザーへのブランドイメージを具現化するものだからです。 アメリカの家庭のコーヒーとは一味違う、ちょっとスペシャルなシアトル風とも呼ばれるエキスプレッソのコーヒーの味だけでなく、その店の統一された雰囲気から、従業員の接客態度も含めてのトータルなブランド構築がスターバックスにはあります。

二つのアメリカンスタイルが世界を席巻したのはなぜ?:スターバックス その3

10月 9th, 2011

日本のカフェには多く、「アメリカンコーヒー」という名のコーヒーがメニューにあります。 それはアメリカ製のコーヒーということではなくて、アメリカンスタイルという意味となっています。 それは厳密には、コーヒー豆を浅煎りで粗挽きにし、パーコレータなどのコーヒーメーカーで多めの量を出すということらしいです。たしかに、日本で言えばお茶のように家庭でも職場でも日常的に頻繁にガブガブと呑む生活に合わせたリーゾナブルな飲み方といえます。日本ではそれをただ薄いコーヒーという認識があるようですが、必ずしもそういうわけではありませんし、アメリカにはこのような言い方をない、日本だけのネーミングのようです。 それだけアメリカ人はよく日常的にコーヒーを良く呑む、世界一のコーヒー消費国なのです。 スターバックスのコーヒー、いまやそれはシアトル系コーヒーと呼ばれるのは、深煎りの豆をエキスプレッソで濃厚に淹れたスペシャルコーヒーであって、日本でいうアメリカンコーヒー、アメリカ人が家庭等で一般に呑むコーヒーとは別、あるいは対極ともいえます。それは少し高級な呑み方です。 一般的にスターバックスのコーヒーはけして安価という感覚はないでしょう。日本でいえば日本茶を高級品を出すお店という感覚ですよね。 そのような店がシアトルから全米に浸透して全世界に拡大進出を果たしたのか、それはビジネスモデルとして考察される価値がありそうです。