スティーブ・ジョブス氏は、20代でマッキントッシュのコンピューターを自宅のガレージで開発した、といわれても一般庶民としてはなかなか理解できないいし、その技術の評価、価値の大きさはピンときません。 理解できるのは、彼はそれによってアップル社が起業されて成功し、世界の長者番付に乗るような巨額の富を20代で得ることのなったという事実です。 彼が生まれながらの天才であったとしても、おそらくは、彼に匹敵する有能で高いIQを持つ人間も存在したでしょう。そしてシリコンバレーには、すでにコンピューターに関する多くの世界の最先端を走る研究も技術開発も存在していたように思えます。 なにが彼だけを抜きんでた能力を発揮して、世界を変える製品を生み出す起業家とさせたのでしょうか? 私達には技術的なことは到底理解できないにせよ、アップル社の企業展開を視ることによって、それは最先端に進化したハイテクノロジーが、大衆化、ポピュラリティーを獲得するパワーをみせられてきたように思います。 いかに優れた先端技術であっても、実用化され、しかも大衆化されなければ、時代の脚光を浴びる商品にはなりえません。 庶民が手の届く価格で、ポータブル、そして速く快適な操作性、それにシンプルと同時にファッショナブルなビジュアル。それでいてハイテクの機能。 そのような大衆商品価値を、パフォーマンスにするコンピューターの開発を彼は最初から意図してきたのではないでしょうか。